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2013年6月

高浜七年祭り

六年に一度の地元最大のお祭り、高浜七年祭が、今日6月30日から始まった。
地元をあげて長い時間と大変な労力をかけて準備された一大イベントが、いよいよ始まります。
神事として閉鎖的だったこの祭りも、前回、今回からは積極的に広報にも取り組むこととなって、初日の今日は、神社の境内は大変な人出でした。
ついでに、観光協会が営業しているレストランは満員御礼だし、観光協会の窓口にも大勢のお客様が立ち寄って下さいました。ありがたいことです。

そんなわけで、これから1週間、町内は祭り一色に・・・

ということになるかというと、実はそうでもないんですよね。
同じ町内でも、祭りの当事者である旧高浜地区以外では、ビックリするくらい関心がないという人も多い。
元々そういうのに関心が薄い人ではなく、部類のお祭り好き(に見える)町民でも、祭り自体見たこともないという方も少なくない。

そういう話を聞くと、改めて、祭りって基本的に当事者や関係者のものだと思う。
例えば自分や家族、知人の出番があるとか、自分の家が人手や土地を提供するとか、あるいは段取りや背景に詳しいとか、そういうことがなければ、基本、伝わりにくい。

地域の祭りなどを観光資源に活用する、なんて話を最近よく聞くけど、普通の人が楽しいと思えるモノか、そうではないかって、実は両者にはかなりの差がある。
事前の情報提供がきちんとなされているか、現地での案内ができているか、当日の飲食や休憩の場所があるか、駐車場はあるのか、観覧する環境があるのか、安全面は配慮されているのか、タイムスケジュールがある程度アテになるか、記念になるお土産などがあるか・・・などなど。

当事者から見て祭りそのものの値打ちが高いんだから、来て下さった客様は必ず喜んで下さるってものではないわけですね。

地方は自分たちのありのままを見て貰うことが観光資源になるんだとか、(地元の)自分たちが楽しいことが一番なんだ、なんて話をする人が居るけど、それってかなりの幻想が混じっているように思う。
やっぱり、誰かが気を利かせて、汗をかいて地道に受入体制を作ること、そして、そういう外堀を埋めるような役割を担う人や組織に対して地元が協力的であってこそ、はじめてお客様に楽しんでいただける状況になる。
いや、たとえ協力的でなくても、せめて足らないところばかりを指摘して批難攻撃するんじゃなくて、ちょっとでもよくなるように助言してくれたり、具体的に助けてくれたりという、そういうマインドが地元に少しでもないと、ほんと難しい。

もちろん、「秘境」とか「知る人ぞ知る」「あえて不親切」といった魅力もあるわけですが、そういうのを受入側が自分たちの都合だけで解釈してる場合もあったりする。

同じ町内で、祭り会場から車で5分もかからない所に住んで居る人の多くが、「興味持ったこともないねえ」なんておっしゃるのを聞くにつけ、いわゆる「地域資源」を活用することの難しさ、面白さを感じる今日この頃です。

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営業日誌

少し前から協会の職員君が頑張って営業を掛けていた団体のお客様が、今日、現地視察に高浜町に来て下さった。
とある障害者支援施設(いただいたお名刺のまま記載します)の方々なんですが、7月に350人くらいで町に海水浴に来て下さることで、ほぼ決定した。

このご時世に、なんとも有難いお話です。

P1200908

現地視察では、海水浴をする海岸をはじめ、宿泊予定の各宿を細かに見て回られました。
協会スタッフもそこに同席させていただいたんですが、いやはや何とも勉強になりましたねえ。

例えば、施設や備品は、「汚れるかも知れない」という前提でいること。
しかも、「汚れないように」とか「汚れても大丈夫なように」ではなくて、「汚れた場合に気持ちよく対応できる」ってことが基本なんですね。

ほかにも一杯あって、身体的、精神的に障害をお持ちのお客様と、その周りの方々をお迎えするということが、我が町の受入体制を考える上でめちゃくちゃ大切な経験になることを、改めて確信しましたよ。
賢者の皆さまにしたら、今頃何を言うとんじゃ、ということなんでしょうけど。

本番まで、調整事はまだまだ残っていますが、きっとこの動きの延長線上に、色んなことがあるように思うなあ。

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成美市民大学に行ってきました。

恐ろしく久々の更新になってしまいました。

昨日、6月21日に、京都府福知山市にある成美大学の市民大学に行ってきました。
「農山漁村民泊・農林漁家民宿の現状と将来展望」というもので、講師は同大学の経営情報学部中尾誠二准教授さん。

内容は、主に旅館業法など、いわゆる「民泊」と呼ばれる宿泊施設を取り巻く法規制が、どのように変遷してきたか、また現状どうなっているか、という感じ。
色々と事例や統計を交えて、とても勉強になりました。
特に法規制については、普通に勉強しているだけでは時系列に理解するということがあまりなくて、凄くよく分かった。
こういうのは、講義ならではですねえ。

あと印象に残ったのが、「Nターン」という言葉。
中尾先生の造語らしいですが、都会から地方へ、いわゆる「Iターン」や「Jターン」をする場合、全くの新規じゃなくて、子供の頃などに一度その地に行った経験があることが、移住の大きな動機になるだろう(又は既になっている)ということ。
要は、一回地方に行って、帰って来て、また行くと。これを横軸に時間、縦軸に移動を表すと、アルファベットの「N」になるという。

だから、教育旅行とか体験学習で地方が都会の子供を招き入れるのは、とても意味があるんだよってことですね。これは分かりやすいなあ。


で、一通り講義が終わったあと、先生は、来場者を地域ごとに前の壇上に呼びつけて簡単な自己紹介をさせはりました。
当日は、40名くらい参加されてて、地元中丹地域の他にも、丹後半島や兵庫県の丹波地域、そして若狭からは私と、なんだか北近畿から幅広く来てたので、皆さんを結び付けたいんだという意図でした。

私もちょこっとだけ若狭の現状を紹介させていただいたんですが、おかげで会場内に居ててお互い気付かずにいた古い知人何名かと再会できましたよ。

講義そのものの内容の濃さ、人と結び付けようとする先生と大学の意図、そして昔の知人が相変わらず好奇心旺盛で勉強熱心であったこと。
帰りはすっかり遅くなったけど、本当に気持ちのいい時間を過ごしました。

オイラも手抜きせずに勉強いっぱいしなきゃ

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