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2012年10月

宋メール209号を読んで

ソフトブレーン株式会社さんが発行されているメールマガジン「宋メール」を、いつも楽しみに読ませていただいています。

今回配信された209号では、かつての営業時の苦労話として、お客さんに色んな新しい提案をした際、それを断る理由に、自分たちは「農耕民族だから」「島国根性だから」というものを本気で挙げる人が少なからず居て、そのたびにやりきれない思いをしたというお話が紹介されていました。

だいたいそんなことを言う人は都会育ちであって農業なんてやったこともないし、また島国は日本だけじゃないんだから、それを新しい一歩を踏み出さない理由に挙げるのは論理的にオカしいだろうという訳です。
「日本には資源がないから」というのも同じで、資源のない国は他にも沢山あるし、「だから製造業にいつまでも拘る」という結論に必ず結び付くのは、必ずしも正しくない。

そして、こういう「無理なロジックと定説が蔓延する」と、議論が内向きになってしまうと、宋さんは指摘されています。
しかも、偉い方に反対意見を言うと「無礼だ」と思われる日本では、こういうロジック破断があっても指摘されないことが多いため、特にそうなりがちだと。

これ、実によく分かる。
私がよく参加する、とある団体の会議でも、海水浴客が激減していて、このままじゃダメだという話はしょっちゅう出ていますが、だからといって具体的に変化を考える人は極々少数。
世間は、お客様のニーズはこういう風になっているから、こういう方向に変えて行きましょうと、とりあえずストーリーを描いて提案しても、自分がこれまでやってきたやり方を変えようとする人はほんの一握り。

で、変わりたくない人達がおっしゃることは、「田舎は都会と違う」「観光協会は儲け主義の会社とは違う」。だから、理屈なんか考えてもその通りにならんのやと。
オイオイそれって理由になっとらんし、って思うことが多々あるんです。

もっとも、そういう人が居るのは、それこそ都会でも田舎でも同じだし、仕方ないと思うんですが、それより残念なのは、そういう人達がずっと意思決定権を握っていることなんですよね。
ちゃんと論理的な思考をされる若い人達だって(当たり前だけど)居るのに、前面に出て来れない。
というか、意思決定する議論の場に加われないまま長年経っているので、白けてしまっている。

それならもう、「ともかく出来るところから変えていく」しかないわけで、当面はそういう方向で行こうと、メルマガを拝読して個人的に勝手に決意を新たにした次第であります。

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飛鳥IIが舞鶴港にやって来た

先日の10月2日、舞鶴港にクルーズ船「飛鳥II」が寄港しました。
高浜町の観光協会も、若狭・中丹広域観光誘客協議会の一員として、港で行われた歓迎行事の中の特産品販売に参加してきました。

Asuka

それにしても、クルーズ船ってデカい。
と思ってたら、来年2013年の春には、これよりもさらにでっかい「サン・プリンセス」の寄港も決定してるんですよね。積極的な誘致策が結果に結びついているところは素晴らしい。

この飛鳥II、舞鶴にはこれまでにも何度も寄港していて、その度に寄港地周辺を巡るオプショナルツアーが組まれるなど、色んな催しが開かれているんですね。
今回は、8時間ほどの滞在でしたが、別の回には舞鶴で一泊することもあったりして、地元への経済効果はなかなか侮れないらしい。たしかに、いかにもお金をお持ちのような感じのお客様が多かったような・・。

私の居る高浜町は、隣の舞鶴市とは住民レベルでは人の行き来は日常的に行われています。
観光面でも、宿は多いけど観光スポットのない高浜町と、都市型の観光スポットが多いわりに宿泊施設が少ない舞鶴市は、密接な関係にあります。
なので、観光協会どうしでは、5年ほど前から積極的に共働や連携を進めています。

それに対して、行政面では、府県界をまたいでいるということで、あまり連携するという発想はないみたい。
それって、結構勿体ない話だと思うんですが、今回のようなことがあると、やっぱり連携って大切だと思う。
例えば観光だけに限ってみても、空港から遠い高浜では、インバウンドのリアリティが全く違ってきます。
太古の昔から今に至るも、港は一国の繁栄をも左右する重要拠点なわけですが、我々高浜町としても、すぐお隣の舞鶴市に、こういう大きな拠点港があることを、もっと活かさないとあきませんね。

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