大人組2009年8月号

雑誌「大人組kansai」の8月号が発売になりました。今月号の特集は「涼を求めて夏宿へ」。

いつも雑誌などプロのライターさんが書く表現には感心されられることが多いのですが、中でもこの「大人組」のセンスは秀逸だと思います。今回の「夏宿」も流石で、何気ないフレーズなんですが、一言で受け手のイメージが広がっていく言葉の力を感じます。
もち論、勝手に広がったイメージと現実とのギャップは、場合によっては困った結果になることもあるのですが。

ということは置いといて、今月号の「大人組」で使われていた表現を幾つか拾い上げますと・・・。
「大きな海と山に抱かれて」
「突然現れる菜園とウッドデッキ 思わず駆け出したくなる」
「心ほどける非日常」
「すぐそこにある非日常」
「しばし海風を感じる」
「人と自然が優しい宿に出会う」
「汗はどこかに消え去って、鼻歌なんか歌ってた」
「森の中に身を委ね、木と戯れる日」などなど。

この雑誌のターゲットは、ちょっとリッチな層であり、紹介されている施設もかなり単価が高めですが、表現の巧さはとっても参考になりますね。

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若者は本当に旅行をしなくなったのか

先日開催された日本観光協会の総会で配布されたという資料の中に、「若者は本当に旅をしなくなったのか」と題されたレポートがありました。
中身は、様々な統計値に基づいて、最近の若年層の実態や旅行への参加意向などをまとめたものです。

それによると、若者は「旅行の希望率はそれほど低下していない」が、「若年人口そのものが減少」し、なおかつ「正社員が減って労働時間が増加」して「休暇の日数が減少」。おまけに「収入が減少」したから、その結果として「旅行の参加人口が減った」とのこと。あかんやん。
なんか、読んでるだけで気分が凹みそうな結果ですね。今後、将来に渡って観光が地域経済に貢献するものとなるには、「都会から短期間遊びに来て特別なお土産を買ってもらう」といった、これまでと同じ枠の中で発想していては辛いってことでしょうか・・。

というようなことはともかく、レポートの中にあった統計値で、興味深かったのが下のグラフ。15~29歳の男女が、それぞれ余暇時間に支出した金額の上位20種目を並べたものです。

Toukei

気になる海水浴は、男性の17位にようやく登場。支出額は2000年の2万円から2008年では1.4万円に減少しているのが気になりますが、女性はそもそもランク外。
「海水浴は男性がおごるもの」なんでしょかね。それとも「気乗りのしない女性を男性が連れて行くもの」なのかなあ・・。
そういえば、以前私の尊敬する方が、「女性の出産年齢が上がり、小さな子供を連れたお母さんが、人前で水着になることに抵抗を感じるようになっている」と指摘されていました。

ついでに個人的に一番びっくりしたのが、男女とも堂々2位を「パチンコ」が獲得していること。年間平均消費額は男性12.6万円で女性7.6万と高額、しかも増加傾向。
「旅行先でパチンコ」なんて商品も、あながち無くもないのかもしれません。

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高浜あいす リニューアル

高浜市場きなーれのウリの一つ、「高浜あいす」のカップのデザインを、7月より「高浜食べごろアイス」として刷新することとしました。
下画像は、左から「バニラ」「いちご」「いちじく」。100ml入りで1個250円です。(旧商品は120ml入り300円)

Ice

新デザインは、役場の皆さまをはじめ、沢山の方にご協力やご指導をいただきながら進めましたが、結局最後は「これ」と決めないといけない訳で、随分と悩むことになりました。
特に今回は、単にデザインするだけではなく、カップの容量や価格も含めて根本的に再検討しましたので、試行錯誤を繰り返してデザイナーさんにもご迷惑を掛けました。

結局、それぞれの素材の存在感が出ること、沢山ある味の違いを限られた予算内で表現出来ること、乳脂肪分が少ない商品のイメージに合うこと、といった点を重要視して、フタを透明にしたこの仕様に落ち着きました。

それにしても、検討中はもちろん、完成後にも色んな評価をいただくことになり、本当に商品造成の難しさを改めて実感しました。
例えば、町内の某小売先の方からは、完成品を一目見るなり「こんなん駄目」と片付けられドキリとしました。でも同時にその方が「こんな風にならんのかなあ」と言って例示して下さった商品が、逆に自分達が最初に消した方向性だったので、かえって安心したり。
また、ある方からは「量を少なくして値下げするのは、不景気になると素人がよくやる最悪の対応だ」とも言われました。でもこれは、別のフードコーディネイターの方に「旬の素材をシンプルに、食べやすい味・価格でお出しするのが目指すべき姿なのでは」とアドバイスされ、やっぱりこれでいいんだと思い直したり。
他にも、ゴミの分別や陳列方向、これからの展開など、色んな点を考慮したり諦めたり・・・。

でも、それらの色んなご意見やアドバイスに対して「どう反映するか」を考えることで、内容が詰まっていったように思います。
ともかく様々なお声はあろうかと思いますが、とりあえずはおかげさまで、売り場の冷凍庫が華やかになったことと、我々自身がこの商品を愛せるようになったことだけは確かでしょうか。
また、皆さまのご意見やご感想などもお聞かせ頂ければ幸いです。

Reizou

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基本姿勢

とあるサイトで、「色の使い方について」というコラムを読みました。
内容は、それぞれの色が持つイメージや、補色や同系色の使い方など、イメージを表現するに際してのアドバイスなんですが、その中に面白いコメントがありました。

それは「印刷する資料は、白ベースが基本で背景にベタ塗りをあんまり使わない方がいい」というものでした。
なぜかというと、「環境に優しくないから」。

つまり、不必要なベタ塗りは、インクやトナーの無駄遣いであり、それはその人や企業が環境に対する配慮が足りないというイメージを与える、というのです。例えば「環境に優しい」とか「自然を大切に」などと謳う活動が、そんな資料を配布していては信用ならんと。
ちなみに、だから投影する資料なら、背景にも大いに色を使ってもいいんだそうです。

確かに言われるとその通りで、イメージの表現には、テクニックだけでなく、そういう「その時代に問答無用に必要な思想」を一本通すことも大切なのだなぁと、とても感心しました。
そういえば、阪神大震災があった直後、橋梁のデザインは、それまでの「スリムで芸術的」が良いという潮流があったのが、「どっしりと安心感を与える」ものが好ましく感じられる度合いが強くなった、というようなこともありました。

最近、色々なものをデザインしたり、何かの基本姿勢を決める現場に居合わせますが、沢山の意見や異なる評価にとまどい、迷うことが多くあります。
そんな時、決してブレてはいけない柱になる部分が何かと、いつも頭を悩ませる訳ですが、そんな時にちょっと大切にしたい視点ではあるなあと、感じた次第です。

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東商業高校出張販売

6月20日は、大阪は堺筋本町にある市立大阪東商業高等学校へ、きなーれの出張販売に行ってきました。

なんで高校で出張販売かというと、以前からお世話になっていたそこの教頭先生に、学校の文化祭の出し物として出店要請を受けたからなんですね。
最近は文化祭の集客もなかなか難しく、主催するPTAの方々も色々と盛り上げるために趣向を凝らしておられるという訳です。

販売は、入り口のロビーに机を並べてブースを作って下さり、そこで自由に売っていいよとのこと。
来場者の増加にどれほど寄与できたかは不安ですが、PTAの役員さんらしき方や先生方に沢山購入いただき(中にはかなり無理やりっぽいのも含めて)、おかげさまで売り上げ自体は十分な結果となりました。
ちなみに、色々持って行った中で、最初に売り切れた商品は「カブトムシの幼虫」でした。

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学校があるのは大阪市のド真ん中。船場の一等地ですので、グランドなどの様子はこんな感じ。

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販売自体は文化祭の終了と共に15時前には終了。で、折角大阪市の真ん中まで来たんだしと、学校に車を停めさせていただき、同行した市場スタッフと共に、天満橋にあるマクロビオテックの専門店や、最近充実著しいデパチカなどを偵察してきました。

当日は早朝から準備して長距離移動して、かつ陳列・販売はバタバタという状況だったので、スタッフはかなり疲れていたにも関わらず、見学先では次々とアイデアを出してくれて、なかなかワクワクする時間を過ごすことができました。

近いうちに、今回出たプランの幾つかを実行に移したいと思っています。

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舞鶴自然文化園のあじさい展

お隣の舞鶴市にある舞鶴自然文化園では、今、名物のあじさい展が開催されていますので、休みを利用して遊びに行ってきました。

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ちょっと時期がまだ早かったかなという感じで、本当の見頃はもうちょっと先なのかな。
それでも谷一面に咲いたあじさいはとても綺麗でしたし、ほかにもヤマボウシやシャクナゲが綺麗に花を咲かせていました。

好天に恵まれた日曜日ということで、結構な人でしたが、自然に囲まれて豊かな時間を過ごせる、とてもいい場所だと思いました。こういうのを、本当の「市民の憩いの場」って言うんでしょうね。
決して経済原則だけでは語れない、「街の格」みたいなのを感じさせる場所でもあると思います。

そういう意味では、この自然文化園、とてもよく管理がされていて、あちこちに絵になる光景が沢山あります。下の画像の場所なんかでも、列植されたメタセコイアの大木に適度に蛇行した遠路、アイストップに配置された三角屋根の東屋、ポイントに配置された石など、まさに造園的にデザインされた空間の典型です。

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純度の高い自然も勿論魅力ですが、普通の人が気軽に来て、普通に快適に感じることが出来る空間となると、やっぱりこういう「ランドスケープデザイン」や「維持管理」といったことが、ある程度必要なんでしょうね。

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カブトムシの幼虫販売好調

きなーれの生産者のお一人が、市場にカブトムシの幼虫を商品として持ち込まれました。

なんでも、堆肥を作ってると勝手に増殖しているそうで、どうせなら売ってやれと思われたんだそうです。小さな虫かごに2匹入って500円。ただし、オスかメスかは分かりませんということで。

これが、6日の土曜日に10個ほど持って来られて、8日の夕方時点で残り2個。予想以上の売れ行きに、スタッフ一同驚いています。
高浜は、生活空間の周りに豊かな自然がある一方で、田舎の不便さはありません。いかにも「都会の人向け」という商品が売れると思えば売れなかったり、あるいはその逆だったり。なかなか商品の的が絞りにくい処だと常々思っていますが、ホンマ何が売れるか分かりませんねえ・・・。

Kabuto

ちなみに、育て方は、表面が乾いたら霧吹きで水をあげるだけでいいそうです。

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民宿アンケート調査

平成20年度電源地域産業育成支援事業の一環として実施された、アンケート調査の結果をいただきました。
資料は、平成20年9月から翌年1月頃まで、高浜町内の民宿で、お客様に対して実施されたアンケート調査のもので、主に個々の施設の改善を目的とするものです。その中で、高浜全体に関係する項目もあったので、一部ご紹介いたしますと。

まずは「旅行の目的」ですが、1位はダン突で「グルメを味わう」。2位以下はぐんと減って「心と体を癒す」。
ということは、宿に泊まる以外の目的って、お客さまはあんまりきっちりと予定を考えられてないんですよね。3位の「周辺の観光地」を含むと、1日目の晩御飯までと、2日目の朝からお帰りになるまでの時間には、まだまだ町内で消費いただけるチャンスが埋もれていそうです。

Mokuteki

次は「宿を知ったきっかけ」。
インターネットが1位なのですが、割合でいうと24%ほどで、近年の世間の傾向からするとかなり低いといえます。「非該当」(今回の選択肢の中にはない)というのに「口コミ」とか「紹介」「前にも来た」がどの程度ふくまれるのかにもよりますが、少なくとも新規のお客さまを開拓するという点では、WEB対策がやっぱりキモなんでしょか。

Kikkake

次は「お土産は何を購入または購入予定ですか」という設問。
「鮮魚」とか「干物」がやはり多いですね。旅行の目的が「グルメ」なわけですから、当たり前といえば当たり前なんですが、ここに強力な商品を提供できるかは、大きなポイントですね。

Omiyage

ついでに「お土産を購入した場所」。
大型の土産物専門店」、「道の駅やSA」が上位ということは、残念ながら多くは町外でお買い物されているということですね。

Kounyu_2 

今、町内の観光消費単価は非常に低い水準にあり、それをどうアップさせるかが大きな課題ですが、この辺からも、今の高浜に足りないことが見えてきていますね。

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いちご狩り

きなーれの生産者の方から、「畑の苺、もう終わりで収穫しないから、熟したやつでよかったら自由に取ってもらっていいよ」という嬉しい申し出がありました。

早速職員と一緒に畑に行くと、確かに熟しきった実は多いものの、まだまだ美味しそうな実が一杯あります。ためしに一口食べると、やっぱり熟した苺は甘くてメチャ美味しい・・。
職員3人と可愛い助っ人4人でたっぷり収穫してきました。

Ichigo_3   

収穫のあと、スタッフは、シロップやムース作りに腕まくりしておりましたが、採れたての新鮮な熟した苺をまさに速攻で加工するわけですから、今から出来が楽しみです。

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味道楽さんのホルモンうどん定食

5月28日のコパンの日替りシェフは、舞鶴市の焼肉味道楽さんで、メニューは「ホルモンうどん定食」でした。

Udon

味道楽さんは、これまでもビビンパやテールスープラーメンなど、800円という限られた予算の中で、焼肉屋さんならではのメニューを工夫して下さっています。
で、今回は初登場「ホルモンうどん」

私もいただきましたが、これがホルモンダレ味がめちゃ美味しい。
いわゆる焼きうどんなんですが、ホルモンも入ってて、韓国風すき焼きをした時の最後のシメのうどんっていうのをイメージしていただければ近いかと。小皿で付いてきたキムチがこれまたよぉ合うんです。他にもチジミとサラダ、デザートまでついてお得感も満点。

お話を伺うと、お店で出されているメニューではなくて、まかない食か、たまに常連さんにお出しするものなんだそうです。いわゆる「裏メニュー」ってやつですか。
それを聞いて、ナルホド美味しいはずだと思いましたよ。焼肉屋さんのまかない食が美味しくないはずありません。

飲食店さんが日替りシェフに入ってくださる場合、普段のお店の定番とはまた違った表情が味わえるのが魅力だと思いますが、この「まかない食」とか「裏メニュー」っていうの、なんかシリーズ化したくなるくらい、ワクワクしてしまいました。

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